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その他

No.52 組子行燈
エントランスに行燈を設置しました。

行燈とは、江戸時代に普及した照明器具です。
風よけの為に箱型の木枠に和紙を貼り付け、中に油皿を置いて火を灯して使用します。
現代では、安全面や実用性から電球やLED電球が代わりに使用されています。

サイズはW=1100、D=200、H=2460です。

材料にはヒノキを使った柱に日本の伝統技術である組子細工と、ワーロンシートを組み合わせて、製作されています。
内側には間接照明を入れており、温かみのある光で組子の模様を照らします。

組子とは、正確に薄く挽き割られた木片を、釘を使わず、一枚一枚、組み付ける技術のことです。
この組子細工は、天の川をイメージして製作されていて、きれいな模様が特徴的です。

ワーロンシートとは、和紙を樹脂でラミネート加工した素材です。和紙の美しさはそのままに、耐久性や、防炎性に優れています。

今回行燈を納品させていただいたことで、伝統や自然を感じられる温かみのある空間が、出迎えてくれるようになりました。
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